今日は、家のすぐ近くの小学校の運動会!
家にいても、元気な声援と音楽が聞こえてきます。
…でも、
「…大変なことになってしまったです
お外がおそろしい音ばっかりです。
マーちゃん、あんな音の怪物とはたたかえないです」
マナにとっては、一年で一番怖い日。
マナは「パーン!」というピストルの破裂音が何よりも苦手なんです。
朝から、季節外れの毛布をすっぽり被って、
ガタガタ震え続けるマナ。
私が近付くと、ピッタリとしがみついて、離れてくれません。
最初は笑いながら、
「お姉さんがいるから、そんなに怖がらなくて大丈夫だよ」なんて、
悠長に構えていた私ですが、
空ろな顔して涎をダラダラ垂らして、
震え続けているマナを見ているうちに、だんだん心配に…。
そのうち、あまりの怖さにその場でお漏らしまで。
よし!お姉さん、決心したよ!
あの音が苦手なら、聞こえないところに行けばいい!
急遽、予定を変更して、
車に飛び乗って10分ほどの公園へ…。
公園に着いてからも、最初のうちはしっぽも下げたまま、
周りの音にビクビクしていましたが、
お気に入りの竹の小径を歩いているうちに、
だんだんしっぽも上がって、ご機嫌になってきました。
「しろいお花がさいてるです」
「ここはしずかですね〜」
長い散策が終わる頃には、控えめな笑顔も見せてくれるように。
よかった〜。
そこで、母から「運動会終わったよ〜」の連絡。
怖かったことはすっかり、忘れてくれたようです。
…で、私が今日行く予定だった買物は、いつ行けば…