久し振りに犬の出てくる映画を見ました。
アルゼンチンの映画「ボンボン」
主人公の、貧しく冴えないおじさんの
笑っているような悲しんでいるような、なんとも言えない表情と
真っ白くて大きな『ドゴ』という種類の犬、ボンボン。
二人が顔を見合わせているだけで、
色々なセリフが聞こえてくるような…。
大きな事件が起きるのでもなく、
わりと淡々とストーリーは進んでいくんですが、
見終わった後には、ほのぼのと温かい気持ちになるような映画でした。
終盤の
「犬は愛する人と同じ。
失って初めてその存在の大きさに気付くのよ」
ってセリフにジーン
それにしても、寒い夜に、
あんな大きな犬を抱きしめて眠ったら、
暖かくて気持ちいいだろうなぁ…。
※後で調べたら、主人公のおじさんは、
俳優さんではなく、素人で、映画初出演の人だそう!
それで、あんな表情ができるなんて、すごいっ!