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ドッグストリート : ブログ

ジョン、エル、ニャー男の日々


ジョン
奇跡の母子犬を見て

犬を着て犬を飼う日本人

[12/05 10:46]


              
その襟についたファーは犬の毛・・・

この時期になると、若者向けの洋服店にフードの裾にファーがついたコートが大量に出回ります。
実は、あの毛皮のほとんどが犬の毛皮なのです。
本来の毛皮は動物を養殖して生産する為、非常に高価です。
しかし、若者向けのファー付きコートは販売価格を安価にする為に、養殖動物からではなく、「生きた状態のまま」の犬や猫の皮を剥がして生産されています。

「生きた状態のまま」皮を剥がすのは、筋肉反応があったほうが剥がしやすく効率も良いので、 低コストにつながり若者向けの安価な毛皮の生産が出来るからなのです。

そして毛皮は、皮ごと剥がないと生産できません。
動物には皮は1枚しかありません。
なのに、人間はその1枚をファッションの為だけに剥ぎ取り、 無抵抗な動物の命を奪い取ります。

皮ごと剥がれた動物は、意識が残ったまま5〜10分もの間もがき苦しみ、苦痛の中に死んでいきます。

街で売られている毛皮はこうして作られます。
http://www.petatv.com/tvpopup/Prefs.asp?video=fur_farm
http://fur-free.com/report.html

そして、こういった酷い生産方法で作られる毛皮をおしゃれのために購入するのは、
もはや世界で日本人くらいなのです。

日本で毛皮を着る。それは無抵抗な命をファッションの為だけに奪い取る事。
フェイクファーを選んで着る。それは毛皮を買う人を助長する事。

世界から見て日本が行ってる事は、非常に恥ずべき行為です。
こうした行為のせいで、日本が動物愛護後進国と呼ばれているのをご存知ですか?

日本人の無知の為に殺される犬猫は年間で200万頭にも及びます。
日本で殺処分されている犬猫達のおよそ4倍の数がファッション用に殺されているのです。

■毛皮には販売の際に正式な動物名を書かないといけないという決まりが無いために、 「犬」を剥いで作った毛皮は「フォックス」や「ラクーン」と偽装され、販売されています。

ですから、ほとんどの方が犬を殺して作った毛皮と気付かずに
購入してしまっているのです。

「犬が好きな人までもが、犬を殺して作ったファーを着る国」
それが現在の日本です。

ファッションの為の犠牲をなくす為には大勢の力が必要です。
大勢の力で、多くの人に現実を伝え、毛皮を購入する人を減らしていきましょう。
大勢の力で動物達の苦痛を減らし、日本を変えて行きましょう。




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