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チャヌ家,再び県北へ
[11/10 22:07]
『道の駅 奧津温泉』の案山子達
11月9日の日曜日,チャヌ家は再び県北,恩原高原へと紅葉を見に出かけた。今回はチャヌママ&チャヌオバの両親も一緒の『親孝行ドライブ』である(^^)
空には厚い雲が覆い肌寒く感じる低い気温のせいか,紅葉狩りのシーズンだというのに県北へ向かう車が少ないように思える。途中マラソン大会のせいで迂回させられた以外は,非常に順調に奧津までやって来た(^^♪)
チャヌパパ
「意外なほど車が少ないな。今回は渋滞が予想される奧津渓は迂回して行く予定だったけど,これなら通って行ってみてもいいかな(^^)」
チャヌママ
「やっぱり奧津渓のモミジは綺麗だもの。駐車が出来たらラッキーね(^^♪)」
目前で予定変更して『奧津渓』に向かってハンドルを切ったが,やっぱり考えは甘かった・・・(^_^;)特に景色の良い場所ではコーンを並べて歩車道分離をしており,その前後に設けられた駐車場はギッシリ満車で順番待ちの状態(^^;) 臨時の歩道を散策する人の数もものすごく,さすがにモミジの名所である。真っ赤なモミジを眺めながら,ゆっくりと歩いてみたいところだが,『待つ』ということが嫌いなチャヌ家は,昼食用のお弁当を買うために『道の駅 奧津温泉』まで車を走らせた。
ここ『道の駅 奧津温泉』は記憶されている方もおられるかもしれないが,今春チャヌパパが携帯電話を落としたところだ。「今回は絶対に落とすものか!」と決意していたチャヌパパは,今日は携帯電話を持って来るのを忘れていた(^^;))。。
チャヌパパ
「オレは恩原高原に来るのは初めてだよ(^^)」
チャヌママ
「私は中学の時に,スキーに来たことがあるわ(^^) それから,就職してから職場の旅行の途中で寄ったけど,随分と昔だから覚えていない・・・(^o^;)」
目前に見えてきた恩原湖は,既に晩秋の風景である。この辺りは,冬はスキー客で賑わうのだろうが,今は走る車もほとんど無いので,道の脇に車を駐めて湖畔を散策してみた。湖の周囲の木々は美しく色づいており,空が晴れていたらもっと鮮やかであったろうにと残念でならない(^O^;)
紅葉の恩原湖
車で恩原湖を一周しようと思っていたが,途中工事中で通行止めだったので,反対回りで『恩原野鳥の森』へ行って昼食にした。
食後,チャヌとチャヌパパ&ママで遊歩道へと入ってみたが,チャヌは先週から山道を歩くことに味をしめたようで,喜々として先頭切って進んで行く(^▽^) 途中で会った地元の方らしいご夫婦は,手提げ袋一杯にキノコを獲って来られていた。この辺りは赤松は無いので『松茸』ではないが,わずか30分程での収穫らしい。キノコの知識があれば獲りに行くのだが,毒キノコを食べて腹をこわし,笑いものになるのがオチなので止めにした(^_^;) 腹ごなしが済んだところで,次の目的地である『岩井滝』に向けて出発だ(^O^)
御津のラン友であるナナサエママお勧めの『岩井滝』は,恩原湖から5kmばかり山奥に入ったところにあるらしい。一応ナビでそれらしい場所を設定してはいるが,途中で看板等が見あたらず,半信半疑で車を進める。道は対向できない程狭いのだが,なにせ車が通らないものだから,景色が良ければ車を止めて紅葉を堪能出来る(^O^) そして着いた岩井滝の駐車場には,途中で会った車の数からすれば意外なほどの数の車が駐まっていた。
(上)『恩原野鳥の森』で (下)岩井滝への道程
最初はチャヌママの両親(チャヌジジ&チャヌババ)も滝見に行こうと階段を登りかけたのだが,結構急な階段であり,加えて山から染み出す水で濡れて滑りやすい(^_^;) 足腰の弱っているチャヌジジは滝見は諦めることにし,「私は大丈夫!」と言い張るチャヌババも,ジジの守りで車で待たせることにした(^^;))。。
チャヌパパ
「急な階段は最初だけだったけど,道が狭いうえに濡れているから,ジジ&ババは止めておいて正解だったな。」
チャヌママ
「本当ね。しかし,ここでもチャヌは元気に登って行くわねぇ(^▽^)」
チャヌ
「ねえねえ,こんな所から水が出ているよ。飲んでも良い(^o^)」
チャヌママ
「この水は『名水 岩井の水』といって,日本名水百選のひとつらしいわ(^^)」
チャヌオバ
「何だか,先週から百選づいているわね(^O^)」
道が狭いので少し広い場所で待っていると,前方から降りてくる人達が「おや?ワンコも頑張って登って来たのかい(^^)」とか「可愛いワンちゃんねぇ(^o^)」などど声をかけてくださる。飼い主としては悪い気はしないのだが,チャヌが嬉しがって泥足で飛びつかないかと気が気ではない(^^;))。。
15分ばかりかけてたどり着いた『岩井の滝』は,山の中腹の岩盤の上から15m程の落差で僅かな水が落ちている。水量があればなかなかの見応えであったろうに,先日の『塩滝』といい,どうも訪れる季節を間違っているようだ(^_^;)
この滝の大きな特徴は,滝の裏に行くことが出来て,落下する水越しに外が眺められる『裏見の滝』であることだ。小さな祠が祭ってある滝裏へ廻ってみたが,やはり水量が乏しいために感動も薄かった(-_-) やはりここも新緑の頃にリベンジしたいと思わせる場所であった(^^)
『岩井滝』への入り口 名水の味はどうかな?
『岩井滝』は,なかなかの景勝地だが,もう少し水が多ければ・・・(^^;)ネッ
岩井滝からの帰りに,すぐ近所にある『うたたねの里 いっぷく亭』で一休みをすることにした。
『いっぷく亭』は,移築・改装した茅葺きの古い民家で,地元のご婦人達が郷土料理でもてなしてくれるお店である(^^) 広い板間には囲炉裏があり,おばあちゃんが山女魚を炭火で1匹1匹丁寧に焼いてくれる。注文を間違えそうになったり,なかなか注文した料理が揃わなかったりと,都会ならば一文句も言いたくなるところだが,この店ではそんなことも許せてしまう(^^ゞ) それどころか,見知らぬ客同士で注文の確認をしあったり,食べ終わった食器をきれいにまとめたりと,いつの間にかセルフサービスになってしまっていた(^▽^)
店を出て,車で休ませていたチャヌと付近を散策した後に帰路についたが,外気温の低さにもかかわらず,何となく心が温かくなった気分の1日であった(^^♪)
『うたたねの里 いっぷく亭』で休憩