ドッグストリート
:
ブログ
寒いですねぇ;w;
[11/04 12:20]
こんにちわ埼玉は、朝から風が吹いてて寒いですz0□0
今日は、土曜日の音楽祭の振り替えで休みですわーい
でわでわ、小説、参りまぁす
〜第2章〜カラフル☆イエロー〜その1〜
――――――ジリリリリリリリリリリ!!!!ガチャ・・・・
早朝5時半・・・・
「朝だぁ・・・・ふぁぁぁぁぁ・・・・眠い・・・・・」
今日から勉強合宿♪いつもなら起きたときは機嫌が悪い梨乃だけど・・・・今日は違う!
朝からバタバタと荷物を用意している。
塾集合は8時半だけれど、楽しみな事があると、つい早く起きちゃって・・・。
ちょっと前に買って貰った水玉ドットの大きなバック。
閉まるか閉まんないか位のパンパンなバックを見てパパが言った。
「そんなにもって行くの!?勉強しにいくだけじゃん!!」
「い〜の♪女の子は荷物が多いのぉ♪」梨乃は笑顔で答えた。
こんなにパンパンなのには理由がある。
最近ハマっているアクセ集め&おしゃれで持っているアクセを全部詰め込んだからだ。
ママやパパには内緒だけれど・・・・・やっぱ、無いと落ち着かないし!!(?)
「じゃぁ、行って来るね♪」梨乃は塾に送ってくれたママに笑顔で言った。
「うん、がんばってね!」ママも笑顔で答えてくれた。
「暇があったら連絡するから♪」 「うん!」
ママは梨乃の笑顔や期待を確認したようで、塾を後にした。
はぁ・・・・楽しみだなぁ♪頑張らなくちゃね♪枕投げもやるんだしぃ!!
期待に満ち溢れた気持ちでいると。。。。
「おはよ!梨乃!」後ろから誰かに呼ばれた。くるり・・・と振り返ると・・・。
有先生♪一瞬、どきっとした。
「おはよぉございます〜♪」うわぁ・・・絶対、顔真っ赤だって・・・。
――――ねぇ・・・・有先生??私、やっと気が付いたよ。
やっぱり、私・・・有先生が好き。だって・・・誰かが君と話していると嫉妬で心が張り裂けそ
うになるし・・・君の笑顔から目が離せない。
今、誰よりも君が好きなの。でも・・・・・・・。
「おはよ〜♪」梨乃は後から来た由香里に声をかけた。
「あっ!おはよぉ♪」
10分後・・・・班4人がそろった。
そう、合宿では4人1班になって部屋決めをする。
なぜが、梨乃が班長になり?あとは、七海と由香里と、頭のいい美咲の4人。
皆がふざけるのが大好きな4人でもちろんホテルに到着と同時に枕投げの計画♪
もぉ、待ちに待った合宿にみんなの心も弾んだ。
「じゃぁ〜ん♪」行きのバスでお菓子の見せびらかしが始まった。
でも・・・お菓子は食べられないとの事・・・。
「ひどくなぁい??先生のバカぁ・・・・。」七海は塾で1番怖いK先生に対して聞こえるか聞
こえないか位の声でささやいた。
バスに揺られて早くも3時間・・・。
立派なホテルに到着した。
「うわぁぁぁぁぁい♪合宿だぁぁぁぁぁ♪」
一番うるさいと思われる、この4人がホテルの1室を貸切、ドタドタと走り回った。
まず、着いたら・・・・やっぱり写真撮影♪
頑張って自分撮りするけど・・・上手く取れない。
そんな時、別の教室の先生が「写真??取ってあげるよ!」と言ってくれた。
そうそう、合宿は3教室が集まって行われる。そのため、知らない先生や生徒も多々。
気に入った4人の集合写真を保存し・・・・今度はやっぱり枕投げかなぁ・・・と思っていた
その時・・・・。
「3時より、授業を行います。遅れないようにすぐに移動しなさい。」先生のアナウンスが
流れた。
「・・・・・・はぁ!?知らないしぃ♪」しらばっくれる梨乃をはじめ・・・・
「着いてすぐさま、授業かい!!」七海が文句を言う。
そして、由香里が「めんどくせぇ・・・」といい・・・・
「それはないよねぇ・・・・」美咲がつぶやいた。
仕方なく4人で教室へと歩き出した。
「じゃぁね・・・・」数学5クラスである由香里が不満そうに別れを告げた。
そして、2クラスの美咲も。
で・・・・「はぁ・・・授業か・・・・。」深いため息をつく七海と梨乃は4クラスへと向かった。
「――――先生・・・授業いつまでなんですか??」
七海が言った。
「あと〜・・・・20分かな!」
別の教室の先生だったけれど、とっても優しかった。
でも、1つ不満があった、梨乃には。
できたら有先生が良かった。わがままだけど、できることならね。
そして、やっと2時間半の長い授業が終わった。
それから、風呂に入り、楽しみのアイスを食べ、再び退屈な授業を受け・・・・・
時計を確認すると・・・・・11時半。さすがに、眠い・・・・。
だって5時半起きだったし・・・・・。
時間割を確認すると・・・・思わず、目をこすって確認したくなる数字が目に飛び込んでき
た。演習・・・・つまり自習の時間。深夜1時まで。
え???1時!?あと、1時間半もあるけど!!!冗談でしょ!!!????
それを見てから力が抜け、机の上にパタリと倒れた。
梨乃は思い出していた。
―――有先生はこうしていると優しく起こしてくれたよねぇ・・・・・。
・・・・・・・。幸せだなぁ・・・・・・。
「――――――乃・・・・梨乃!!!!」誰かの叫ぶような声で目を覚ました。
これが有先生だったらなぁ・・・儚い夢を見て少しずつ目を開ける。
なぁんだ・・・・・・七海か・・・・。期待した分、ショックが大きくて・・・・・。
こんな事、口が裂けても言えないけど、七海には。
「ハイ、じゃあね、1時になりました。皆さん、ちゃんと勉強できましたか?」
見知らぬ先生がマイクを使ってしゃべっている。
いいから、早く解散にして〜〜〜!!!梨乃はきっと皆、こう思ってるんじゃないかな
と思っていた。
そしてやっと、待ちわびていた言葉!
「じゃぁ、これで解散にします。ゆっくり寝て、また明日も頑張りましょうね!!」
はぁ・・・・・これが3日も続くのか・・・・ありえねぇな・・・・。
部屋に着くまでの道のりでは一言も会話が無く、皆、目が死んでいた。。。
「枕投げわぁ・・・・延期という方向でぇ・・・・・。」梨乃は記憶が確かでない状態で言った。
「う〜ん・・・・りょうかぁい・・・・・。」七海もそんな状態だった。
「わかったぁ・・・・またあしたねぇ・・・・」由香里もだ。
「・・うん・・・・・おやすみなさ・・・・い・・」・・・そして美咲も。
布団に入って1秒で寝た。
いや、でも1日目なんて大したことない。。。
あとの2,3日目はカナリ、ヤバイ。
今になってから思った。。。。。
明日も、ちゃんと寝ないで勉強できますよぉにぃ・・・・・・。。
深い眠りに落ちていった・・・・・。
第2章〜その2に続く・・・・☆