朝日の中で・・・
「あら?このワンちゃん,尻尾がないのね?」・・・コギ飼いならば,必ず何度かは聞いたことのあるセリフだ。
大きな耳につぶらな瞳のキツネ顔,そして短足胴長のスタイルとくれば『コーギー』であることは結構知られているが,断尾する習慣があることは意外なほど知られていない。そこで,「実は,昔コーギーは牛を追って・・・云々」と説明をする羽目となる(^_^;)
その昔,イギリスはウェールズ・ペンブロークシャー地方で,広い牧場に散らばっている牛を,かかとに噛みついて追い立て集めるのが仕事だった。短足胴長の体躯は牛の足元を駆け回るためには適していたし,牛に踏まれないようにと尻尾を切ってしまう習慣もあったため,現在の形がW・C・ペンブロークのスタンダードとなった・・・ということは,コギ飼いならば誰でも承知のことである。もっとも,最近では断尾は残酷との意見から,立派なキツネ尾を残したコギも見かけるようになったが,ここでは断尾の是非を論じるつもりはない。
やはり尾のない『桃尻』は可愛いとは思う(^o^)
チャヌパパ
「チャヌや。昔,お前のご先祖様は,牧畜犬としてご主人のお役に立っていたんだが,お前は,食っちゃ寝,遊んじゃ寝の良い生活だな(-o-)」
チャヌ
「でも,パパは牛を飼ってはいないし,ボクの仕事なんか無いじゃないか(-"-)」
チャヌママ
「そうよね。パパは無理を言わないの!チャヌの今のお仕事は,その笑顔でママ達を癒やしてくれることよ〜(^^♪)」
チャヌオバ
「そうよ〜(*^o^*) チャヌは可愛いから,ここに居るだけで十分よ(^-^)V」
癒しのスマイル(^▽^)
しかし,この会話でチャヌのコーギーとしての本能に火が着いた・・・らしい(^_^;)
チャヌパパの出勤時,チャヌは玄関まで見送りに来てくれるのだが,最近はその時にチャヌママ&チャヌオバも呼びに行くのだ。普段はほとんど吠えることのないチャヌが,「ワン,ワン」と吠えながら,チャヌママ達に飛びついて玄関へ行くのを催促する。その様子は,飼い主のために牛を集めてくる牧畜犬としてのコーギーそのものだ(^-^)
チャヌパパ
「じゃあ行ってくるよ,チャヌ(^^)」
チャヌ
「はい(^^) さあさあ,チャヌママ,チャヌオバ,パパのご出勤だぞ〜(^O^)」
チャヌママ
「はいはい,パパ,行ってらしゃい(^o^)」
チャヌ
「あっ! まだあんなところでグズグズしている奴がいる(-"-;) さっさと来いよ!!」
チャヌオバ
「はーい,パパ,行ってらっしゃ〜い(^▽^) (何で私まで・・・ブツブツ(-"-;)」
動画:ご主人様,集めて参りました(^-^)V
日々の『牛集め』はチャヌの最近のマイブームのようで,先日は我が家に泊まりに来ているチャヌママ達のジジ&ババまで集められていた。チャヌママ&チャヌオバは当然だから悪い気はしないが,ジジ&ババまで集められるとチャヌパパとしては恐縮してしまう・・・Σ(^o^;)
しかし,みんなが玄関に揃ってからは,チャヌの態度はあっさりとしている。チャヌパパとの別れを惜しんで悲しがるわけでなし,
「スタコラサッサー♪」と先に部屋に帰って行くことも再々である・・・( -_-)
「パパ,もう行って良いよ〜 ヾ(^o^)」
チャヌパパ
「何なんだろうな,あの態度は(^_^?) 毎朝の見送りも,どうもオレに敬意を表している風ではないぞ( -_-)」
チャヌママ
「あれだけ大騒ぎをして私たちを集めておいて,後は知らんぷりなんてね(^_^?)」
チャヌオバ
「チャヌはね,少しでも早くチャヌパパを仕事に行かせたいだけなのよ。」
チャヌパパ&チャヌママ
「何で?」
チャヌオバ
「だって,チャヌパパがいなかったら,チャヌは自分がこの家で一番偉いと思っているのよ。だから「パパは早く行け,そうすればオレの天下だ!」って・・・,ねえ,そうでしょう?」
チャヌ
「・・・ZZZ(-o-)」
チャヌオバ
「また都合が悪いと狸寝入りだ(^o^;) これもコギの本能なのかなぁ〜?」
チャヌパパ
「いや,これはチャヌの才能だろう(^。^;」
花壇に咲いた『玉すだれ』 去年分球をしたせいか,今年は花数が少なそう・・・(^_^;)
そういえばメダカ池のホテイアオイも,今年は花が咲かないなぁ(^_^?)