ドッグストリート
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ゴールデン、キャンディーのお話
[08/26 21:21]
まだ、我が家にエルが来ていない頃、私は毎朝裏山を一時間(約六千歩)歩いて、そのあと一時間、田圃道をサイクリングして汗を流してました。この山登りから下りてくるところにゴールデンが大きな犬小屋に飼ってありました。かなりの年配ですが可愛い目をしていていました。しかし長い毛はもつれ、いたるところが毛玉になっていました。 しかも長い間洗ってもらってないようで強い匂いがしていました。また、犬小屋ばかりで運動もあまりしてないのかヨタヨタした歩き方でした。その上、犬小屋の中は糞だらけです。そのゴールデンの名はキャンディーでした。(近くで家庭菜園しているおばさんに訊きました)私が声をかけ近づくと尾っぽを大きく振って顔を近づけ身体をよせてくるのです。なぜかものすごくキャンディーが好きになり、いつもしばらく遊んで帰ってました。
ある時、キャンディーが犬小屋にうづくまって動かないのです。どうしたのかと、近くに寄ると犬小屋に敷いてあるすのこの間に首輪のチェーンがはさまって動けなくなっているのです。どれだけの時間、動けなくなっていたのか分かりませんが、とにかく手が届く場所だったので首輪をすのこからはずし、首輪そのものもキャンディーの首からはずしてやりました。翌日、行くとまた首輪がしてありました。こんな頑丈な犬小屋に首輪は必要ないだろうと腹が立ちましたのでまた首輪をはずしてやりました。
こういうことを繰り返していると、以前のものより細いチェーンの首輪に変わっていました。これだとすのこに挟まることはありません。
ボーダーのエルが我が家にきて四ヶ月過ぎのころキャンディーの犬小屋に連れていきました。キャンディーは子犬が好きらしく小屋中走り回って喜んでくれました。エルは最初、キャンディーの大きさに恐怖を感じたみたいですが、しばらくすると柵ごしに匂いを嗅ぎあっていました。それからは時々キャンディーに逢いにいき、キャンディーもエルも柵越しですが仲良くなりました。しかし何となくキャンディーの動きに異変が出だしました。元気がなくなってきたのです。 後日続けます。