ペット情報満載！犬・猫大好きな人たちのブログコミュニティ ペットストリート

「露出補正」って聞きなれない機能ですよね。いままではコンパクトフィルムカメラでも高性能な機種にしかついていなかったので、使ったことがない方が多いと思います。
ちょっと難しそうな機能ですが、デジタルカメラではとても簡単です。撮った写真をそのままブログに使用する方には特に使って欲しい機能なので、ぜひチャレンジしてください。

○「露出補正」とは・・・カメラが決定した露出（明るさ）が、写真の適正露出でないと思われる場合、撮影前に露出を補正（調整）する機能。
下の写真は、わかりやすくするため極端な例ですが、液晶画面を見て暗いと思ったら、“＋（プラス）”の方へ補正。明るすぎると思ったら“−（マイナス）”の方へ。 液晶画面で確認しながらリアルタイムで、明るさを調整するだけです。簡単でしょ。

この露出補正機能、ほとんどのコンパクトデジタルカメラ（コンデジ）や携帯のカメラは、撮影する時の露出（明るさ）を液晶画面で確認しながら調整することができる（ライブビューと言います）ので、実は、一眼レフデジタルカメラより、コンデジや携帯電話のカメラの方が補正しやすいのです。
デジタルカメラなのだから“ライブビュー“ぐらい当たり前なのかも知れませんが、フィルムカメラに比べるとデジカメは便利になったなーっと思います。

注意を1つ。屋外で天気のいい場合など、液晶画面が暗く感じることがあります。この時に暗いからといって明るく補正しすぎると露出オーバーになるので気をつけてくださいね。 メモリーに保存されている室内などの写真を見ると、どれくらい液晶画面が暗く感じて見えているか確認できます。

○「露出補正」で写真の印象を変える
露出補正をするのは、適正露出にする時だけではありません。
下の写真を見比べていただけると「＋1補正」した写真は、本当は少し明るすぎるのですが、「夏！」という雰囲気がしませんか？ 暑そうな印象を受けますが、こちらの写真の方が印象が違ってみえ、ワンコも気持ちよさそうですよね。

前回に続いて登場、実家で生まれたワンコ。

露出（明るさ）によって写真の印象だけでなく、ブログ記事の雰囲気にも少しは影響すると思うので、記事の内容に合わせた写真の適正露出というのにも、時々意識してみてくださいね。

注意：室内などで明るく補正する場合、シャッタースピードが遅くなり「手ブレ」や「被写体ブレ」をする場合があるので注意してください。この場合、第2回でご紹介した高感度設定にしてくださいね。

筆者 放浪写真家

撮影データ　EOS 20D・EF50mm　1/50秒　F/4.0　ISO100　−1/3補正

「これは何？」「この場合はどうしたらいいの？」なことから「専門的で難しい」ことまで何でもコチラから、件名に「写真講座質問」と入力して質問してくださいね。 「勝手に写真講座」では皆様のデジタルカメラや撮影の仕方への疑問、質問で多かったものを講座内で解決していければと思っています。
ご質問者のお名前は公開いたしません。また、PET STからご質問の内容についての回答は、「勝手に写真講座」内で行います。すべてのご質問に回答をお返しするわけではありませんのでご了承ください。