ペット情報満載!犬・猫大好きな人たちのブログコミュニティ ペットストリート

ペットストリート

ようこそ!ペットストリートへ

ドッグストリート ワンコの墓地 キャットアベニュー ニャンコの墓地 みんなのMY ROOM おしえて掲示板 PETSTライブラリー ショッピング MY ROOM編集
space

ホーム   >   PETST ライブラリー   >   ワンちゃんのアカデミー賞?!
ログイン/新規会員登録
ライブラリー バックナンバー
世界のペットとの暮らし
バックナンバー一覧
気まぐれ取材日記
バックナンバー一覧
放浪写真家の勝手に写真講座
バックナンバー一覧


PETST ライブラリー:世界各国でのペットとの暮らし、みてみませんか?
最新レポート

「ワンちゃんのアカデミー賞?!」

世界でも最大級の動物保護団体、North Shore Animal League Americaがユニークなイベントを開催するようですよ。その名も「DogCatemy Awards」ワンちゃんのアカデミー賞!レッドカーペットを歩くのはハリウッド・セレブだけじゃない?!

2006年11月29日、ニューヨークで開催予定のこのイベント。セレブが自分のペットを出演させて作ったショートムービーを上映し、その後には、オスカーみたいに、ちゃんと最優秀フィルム賞、最優秀犬、最優秀猫、最優秀撮影技術賞、最優秀コスチューム賞、などなど、ちゃんと表彰式もあるんですよ!

写真

今やこれだけの大きなイベントを開催するまでになった、North Shore Animal League Americaですが、当初は1944年にニューヨーク、ポート・ワシントンで数人が集まって結成したのが始まりです。
ガレージをシェルターとして使い、ちょっとした運動場所を用意して、お金をやりくりしつつ、動物達への食餌や迷子になった動物達の世話をしていました。


しかし、面倒を見なくてはいけないワンちゃん、ニャンちゃんは増えていく一方。もちろん経済的には苦しかったはず。 それでも、どんなに年老いた仔でも、病気の仔でも決して手放すことはありませんでした。

写真

そんな話を耳にしたElisabeth Lewytさん。彼女の夫は国内でも有名な発明家です。Elisabethさんは決して老犬でも見捨てない、このシェルターの話に感銘を受けて、ある日、夫と一緒にNSAL Americaのミーティングに出席しました。
通常通り、活動報告や収支報告などがされていく会議。 ずっと静かに話を聞いていたLewyt氏ですが、一つの提案をしました。メンバー制の導入です。ワンちゃん達の飼主さんリストを手に入れ、募金をお願いするのです。なんてことない手法、と思われるかもしれませんが、塵も積もれば…という格言そのまま、このシェルターのポリシーに感動し、協力してくれる人がたくさん出てきたのです。それが1969年の出来事。

写真

あれから40年近く経っても、いまだに最初のポリシーは変わっていません。
『ワンちゃん、ニャンちゃん達を救い出し、新しい素敵なご家族との出会いを探すこと。』
これからも、この考え方だけは変えることはない、と現・代表者J.John Stevensonさんは言います。

そのためには、遠い所まで足を運ぶことだって厭いません。事実、NSAL Americaでは35フィートのバンに動物達を乗せて、アメリカ国内を巡ります。2001年以降、毎年4月には、100以上の各地の里親団体と協力して、ワンちゃん、ニャンちゃん達の新しい家族を探していくのです。それだけではなく、一般の人々にシェルターに対する関心を引きつける役目も果たしています。今年も4月に”Tour for life”を実行し、大成功を収めたようです。

日本にもたくさんの里親団体がありますが、募金であったり、それこそ里親さんになるなど、サポートにはいろんな方法があると思いますが、何らかの形でシェルターにいる仔たちの助けになっていきたいな、と心から思います。

写真提供・協力:North Shore Animal League America
All rights reserved(無断転載禁止)

筆者 てるてるぼうず

もっと詳しい情報をご覧になりたい方はコチラ
テーマ募集中!!

ライブラリでこれを取り上げて欲しい!などのご要望がございましたら、いつでもお気軽にコチラまでご連絡ください!