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キャットアベニュー : ブログ

Blue Catを探して


モモタロウ
メーテル・リンクの「青い鳥」。チルチルとミチルが捜し求める幸せの青い鳥。幸せはありふれた日常の小さな夢や希望の中にある、そんなお話だった。一緒に暮らす猫たちは、喜びや悲しみを共有する。まさにしあわせの「青い猫」だと思う。猫たちに感謝をこめて、しあわせを運んでくる「Blue Catを探す」小さな旅に出かけたい。

フラワーショップの営業部長

[06/14 16:37]




 なまえ   ちょいと君
 犬種    パピヨン
 性別    男の子
 年齢    4歳
 特技    接客上手

 世田谷区。私鉄沿線の小さな駅舎を出て、踏切を渡ると、おしゃれなフラワーショップがある。春夏秋冬、花に囲まれた理想郷。いま店頭を飾る紫陽花がひときわ季節を謳う。
 笑顔が愛らしいスタッフが出迎えてくれる。
 お名刺を頂戴する。肩書きは「営業部長」、お名前は「ちょいと」氏。
 早速にお話を伺う。
「マネージャーがプレゼントにとボクを見初めたのだけれど、しばらく一緒にに生活しているうちに、うまがあったっていうのか、お互い別れかれにくくなってしまって、それじゃあ、同じ仕事場で働こうかということになって・・・」
 マネージャさんに続きを伺う。
「そうなんです。母への贈り物のつもりが、手放せなくなってしまって・・・」
 名前の由来も、ちょいとプレゼント、からきているらしい。
彼の勤務評価は高いものがある。例えばお客様がブーケなどをご注文時には、何気なく
お相手をして、包装の待ち時間を退屈させない。とくに女性のお客様には徹底している。
その接客術は、さらにご近所のワンちゃん仲間にまで広がっている。店内には、遊びに来てくれた仲間達の写真がずらり、100枚はあろうか。常連さん、散歩仲間の来訪が増えて
いつの間にか、ここがコミュニティになってしまった。
 9時から、8時、年中無休、ちょいとばかり忙しいのは苦にはならない。一所懸命に4年目を過ぎたお店を盛り立てる。たまの休日に、ふたりで多摩川の河原をかけっこするのが楽しみという。
 お誕生日は、8月15日と
お聞きした。その日には、大好物というニンジンや洋ナシがテーブルにならぶのだろうな、きっと。
 


△ワンちゃん仲間たちのスナップ


△ちょいと氏の働くお店です


△マネージャーさんと業務連絡


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